〈最終更新日2015/07/09〉


《輪廻の搭》http://shindanmaker.com/547854
《腐敗した広場》http://shindanmaker.com/547488
《路地裏の売人通り》url➡制作中

(最終更新日2015/07/08)

《舞台》
　経緯を説明している暇はない。私は今焔の門を潜り、深き眠りの門にて門番役の食餓鬼に、執拗な尋問を受けている。耳障りな声で彼は｢魂を捧げよ｣と繰り返すばかり。途方に暮れている私に、背後から男の声がする。
｢お困りですね。"コチラ"は初めてですか?｣
｢ええ。あなたは?｣
｢私はカーター。あなたと同じ夢見人ですよ｣
 男はそう言うと、懐からツナ缶を取りだし食餓鬼の後方へと投げた。コロコロと通路の奥まで転がるツナ缶を、食餓鬼は無邪気に追いかけていった。
｢彼らの言葉に意味はない。惑わされないようにね｣
｢この先には何があるのでしょう｣
｢はは。焔の神官達は真実を話すよ。この先には輪廻の搭がある。彼らの説明通りさ｣


《輪廻の搭》url➡制作中
　夢幻境へ冒険に向かう魂を選別し、職業と能力を与える転生装置。
冒険中に死亡した時も此処から始める。その際、能力は上書きされない。

《職業》
各職業には独自のステータスが割り振られる。
生命力...0になると死亡する。表記:命。
探索力...様々な事象を発見する。表記:探。
霊撃力...敵対者を退ける。表記:霊。
輪廻...転生回数。初期値は0。表記:輪。
恐怖...精神の崩壊度。初期値は0。表記:恐。

恐怖以外のステータス上限は10。
恐怖には上限がない。恐怖の数値が高いと不利な事が多いが、一部の秘宝は高い数値が必要となる事もある。

《能力》
複数習得可能。転生時は職業とステータスはリセットされるが、能力は忘れることはない。
冒険中に新たな能力を得る事もあるが、逆に全てを失う事もある。
《特殊能力》
冒険中発見する能力に｢ステータス固定｣を有するものがある。
その際の転生時には、能力が優先され初期ステータスが決まる。
例)能力によって探索力1に固定されている場合、転生によって探索力3となっても、初期値は1、能力が優先される。
逆に｢職業固定｣を有する能力を持っている場合は、その能力は失われ、転生時の初期値に準ずる。


｢その先には何があるんでしょう｣
私の質問に対し、男は少し困った顔をした。
｢輪廻の搭に近接している地区は広場だけだよ。だけど自分で確かめるしかないんだ。私が見る世界とあなたが見る世界とは、同じではないのだからね｣
男はそう言って通路の右側にある階段を降り始めた。
　さて私も彼に続こう。この世界に隠された秘宝を見つけなければならない。誰よりも早く見つけなければ...。誰よりも。誰よりも。誰よりも。

誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰よりも誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰ddddddddddddddddddddddd............

《地区》
冒険中に新たに移動できる地区を発見できる。言い換えれば、発見するまでその地区から出られないという事になる。
地区には隣接地区があり、一度発見した地区でも隣接地区以外には移動できない。
発見された地区は《地区情報》として公開されるが、新しく冒険を始めるには必ず《輪廻の搭》から始めなければならない。

《秘宝》
冒険の目的は様々な秘宝を探しだす事。何らかの秘宝を見つけた時、あなたは現実世界に戻される。再びコチラ側に来るには、《輪廻の搭》を通らなければならない。

《アイテム》
冒険中にアイテムを拾う事がある。その際にステータスが変化する場合があるが、重複して変化する場合としない場合がある。
基本的に同じアイテムは重複して得ることは出来ない。

《重複可能/重複不可》
同じ場面に遭遇し、ステータスが変化する場合、重複する場合としない場合がある。
例)何かを拾った(探索力＋１)※重複不可。恐怖で背筋が凍る(恐怖＋１)※重複可能。
この場面に複数回遭遇した場合、探索力は初見時のみ増加するが、恐怖は毎回増加する。
これら※表記は、playerの判断が迷いそうな箇所に記入されている。基本的にステータス変化を伴う場面は重複可能である。故に※表記がない場合はその都度ステータスは増減される。